～サカタのタネ／サカタ交配～

甘味と酸味のバランスがよく、濃厚な味の中玉トマト

≪特性≫

●萎凋病（F:R-1,2）、ﾄﾏﾄﾓｻﾞｲｸｳｲﾙｽ（Tｍ-2a型）、斑点病に抵抗性で、根腐萎凋病、葉かび病に耐病性、ネマトーダに耐虫性の中玉トマト。
●草勢は中程度、やや節間は伸びる。
●果実は約35～40ｇ、１花房当たり約10～15果程度着果する。果実はテリがあり、果色鮮やかで、甘みと酸味のバランスがよく、食味が極めて良い。
●裂果の発生が少なく、秀品率高い。

●夏秋・促成栽培に最も適し、抑制栽培も可能。

≪栽培のポイント≫

●草勢が初期ややおとなしく、早生で着果性がよいので、やや早めの灌水、追肥による樹勢の維持を心がける。
●温度管理は最低夜温10～11℃で管理する。従来の品種と比較して花粉の稔性はよい。
●裂果に強く、果肉が厚く、日もち性がよいので、赤熟収穫を心がける。
●抑制栽培などの高温期の栽培や多肥栽培では、花数が多くなり、小玉傾向となることがあるので、状況によっては摘花を行い、花数を制限する。
●節間はやや伸びるので、長段栽培では斜め誘引を行う。
●低温期の越冬長段どり栽培などでは、ダブル花房となり第１果が奇形果となりやすいので摘果する。また、ホルモン処理をやや薄めの濃度で行うようにすると良い。

≪栽培適期表≫※適期表は栽培の目安としてご利用ください。