ブルーベリーの苗木が少しずつ入荷いたしました。
植付時期は10月~11月で1~2月の極寒期は避けてください。
春先も植えられますがそれまで待てない方はこの時期が植付のチャンスです。
植付けのポイントとしてはまずは種類選びです。
日本で栽培されているブルーベリーにはハイブッシュブルーベリーとラビットアイブルーベリーがあり、ハイブッシュブルーベリーはさらにハイブッシュ系とサザンハイブッシュ系に分けられます。
当店では比較的暖地でも育てやすいサザンハイブッシュ系とラビットアイ系を揃えています。
サザンハイブッシュ系はやや果実が小さめですが極早生品種が多いのが特徴で、
ラビットアイ系は耐暑性や耐乾性が強くて、栽培が簡単。特に晩生種が多く、関東以西の初心者の方におすすめします。
2つ目のポイントは植付本数です。
ブルーベリーは2本以上植えることをお勧めします。
ブルーベリーは自分の花粉で実が留まりにくい性質を持っていて1本では実がなりにくいからです。
ただ2本以上植えるのではなく種類は揃えて品種は違うものを1本ずつ選ぶ必要があります。
例)サザンハイブッシュ系A品種×サザンハイブッシュ系B品種
といった感じで揃えてください。
3つ目のポイントは土です。
植物の栽培では基本的にpH6.5程度の弱酸性の土を好みます。しかしブルーベリーの良く育つ環境はやや酸性が強いpH5.0程度がオススメです。一般的な培養土や畑の土は弱酸性の土壌が多いと思うので酸性土壌にする必要があります。
鉢植えする際はブルーベリー用の培養土がありますのでそれをそのまま使用します。
あらかじめpHが調整されているのでそのまま利用出来て楽ちんです。
畑の土や培養土を利用したい場合はピートモスを混ぜて酸性土壌に近づけます。
野菜などの栽培で苦土石灰を入れてpHの調整をしますが、ブルーベリーの栽培で苦土石灰は弱すぎます。必ずピートモスを混和して酸性土壌にしましょう。
3つのポイントまとめ
種類選び(ハイブッシュ系、サザンハイブッシュ系、ラビットアイ系)
植付本数は2本以上がオススメ(種類を揃えて品種を分ける)
土づくり(酸性土壌に近づける)
以上3点に気を付けて植付にチャレンジしてみましょう。
ちなみに当店の苗木を植え付ける際におすすめの鉢はコレです。
ブルーベリー専用の肥料も販売しております。
苗木を店頭で見かけた方は是非チャレンジしてみて下さい。