キラボシ90

～タキイ種苗/タキイ交配～

幅広い根こぶ病に耐病性！耐寒・晩抽性にすぐれる冬どり中晩生種！

《特性》

●従来のタキイ根こぶ病耐病性品種（黄ごころシリーズ）よりも根こぶ病の耐病性をレベルアップした冬どりの中晩生種。

●耐寒性にすぐれ、球色が濃緑色で、厳寒期でも色あせが少ない。また、抽苔性が安定しており、球内の芯伸びが遅いため在圃性にすぐれる。

●石灰欠乏症（芯腐れ・縁腐れ）などの生理障害の発生が少なく、栽培容易。

●外葉は強健で立性のため、追肥・薬剤散布作業が容易な上、結束作業性にもすぐれる。

《栽培のポイント》

●むやみな早まきは、軟腐病やウイルス病の発生を招くので適期播種に努める。また、本種は低温結球性にすぐれるが、後半の播種では若苗定植で初期生育を順調に進め、根張りのよい強健な株作りを行う。

●厳寒期の収穫をねらった作型では、12月下旬ごろに結束が必要。結束は外葉が傷んでいない状態で実施し、事前に薬剤散布を行い、害虫をあらかじめ防除しておくことが大切。

●確実な追肥でじっくり生育を進め、収穫時まで肥効を保つ。特に結球期の肥切れや乾燥は、玉の肥大が劣るので注意する。

《栽培適期表》

※適期表は写真をご覧ください。

※栽培の目安としてご利用ください。