キラボシ85

～タキイ種苗/タキイ交配～

幅広い根こぶ病に耐病性の冬どり中生種！

《特性》

●従来のタキイ根こぶ病耐病性品種よりも根こぶ病に対する耐病性をレベルアップした冬どり中生種。

●石灰欠乏症（縁腐れ・芯腐れ）などの生理障害の発生が少ない上、草勢旺盛で耐寒性・晩抽性にすぐれ、栽培が容易。

●低温下での結球性・肥大性にすぐれ、中間地の8月下旬～9月上旬まき、暖地の9月上中旬まきまで播種期の幅が広い。

●球姿は尻張り・胴張りのよい円筒形で玉の肥大にすぐれる。球内色は濃黄色で葉質やわらかく品質良好。

《栽培のポイント》

●むやみな早まきは、軟腐病やウイルス病の発生が懸念されるので播種適期を守る。また、播種適期内でも後半の播種では、葉数確保のため若苗定植で初期生育を順調に進め、根張りのよい強健な株作りを行う。

●厳寒期である2月収穫をねらった作型では、12月下旬ごろに結束が必要。結束時には、事前に薬剤散布を行い、害虫をあらかじめ防除しておくことが大切。

●本種は生育が旺盛で吸肥力が強く、チッソの過剰吸収や収穫遅れの場合には、ゴマ症の発生が懸念される。したがって、チッソの過剰施肥に注意するとともに、適期収穫を心掛ける。

《栽培適期表》

※適期表は写真をご覧ください。

※栽培の目安としてご利用ください。