駒栄

コマサカエ  ~サカタのタネ/サカタ育成~

3粒莢が多く、むき実の色が極濃緑で食味のよい中早生品種

春まき栽培におすすめ

≪特性≫

●秋まき露地トンネル・マルチ栽培も可能だが、とくに低温を必要としない性質を生かした春まき栽培に適する。

●春まき栽培では育苗中の温度管理の違いによる雌花着生のバラつきが出にくく着莢が安定し収量が安定する。

●莢はやや長く濃緑、3粒莢主体だが4粒莢も比較的多い。

●むき実の色は極濃緑な一寸ソラマメ。ゆで上がりの色がよく食味もよい。

●草勢は中程度で草丈はやや低く、耐倒伏性にすぐれ、分岐数はやや少ない。

●開花後の成熟日数は「打越一寸」よりやや晩生だが、開花が早いので収穫期は逆に早くなる(春まき栽培では1週間程度早く収穫できる)。

≪栽培のポイント≫

●適応性

土壌適応性は広いが、保水力のある埴壌土で耕土の深い地力のあるところがよく、土壌酸土pH6.57.0が適す。

●播種

発芽適温は20℃前後。排水のよい無病の床土にたっぷり潅水した後播種する。水に浸漬して播種すると発芽がわるくなるので、浸漬せずに直接オハグロ部分を下にして種子が隠れる程度の深さにまく。播種後、敷ワラや新聞紙などで覆い乾燥を防ぐ。

●圃場の準備

連作をきらうので34年の間隔をあけて栽培する。元肥は緩効性肥料を主体に10a当たり成分で窒素89㎏、リン酸12㎏、カリ8㎏、堆肥2t、苦土石灰120㎏を標準とする。追肥は開花少し前の整枝時と着莢最盛期に 窒素、カリを3㎏程度施用する。

●定植

定植時の苗の大きさは、本葉23枚が適期で、大苗になると活着がわるくなるので注意する。栽植密度は畝幅150㎝、株間4050㎝、10a当たり約1,3001,700株が標準。

直まきは、鳥害の予防や乾燥防止のため2㎝くらい覆土する深さにまく。

●管理●

整枝は、蕾が見え始めたときに、芯止まりの枝を除き、早く出た太い枝を58本残し他は摘除する(春まきおよび促成栽培では主枝を5~6節で摘芯して4本にする)。その後も無効分枝(ほとんど着莢しない枝)が出てくるのでこれを取り除く。また、同時に土寄せを行うことで無効分枝の発生や、風などによる株の裂けや倒伏を軽減できる。受光態勢や風通しをよくすることで、大莢で高品質のソラマメを生産することができるので、株元まで光線が十分当たるようにやや扇型に誘引する。摘芯は、最下着莢節位から数えておおよそ12節目(地際部から2023節)。

●収穫

光沢が出てきて縫合線が黒くなり、莢が上向きからやや下向きになったころで、オハグロ部分にわずかに黒いスジが見えるころが適期。

≪適作型≫※栽培の目安にご利用ください

※栽培方法・時期は目安です。適温でのタネまき、地域や条件に合わせた栽培をおすすめします。

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